「わたし、読んだよ。霊場に行く小説でしょ」
「また妻に会いたいってタイトル。奥さんが女子高生で、主人公の男が友哉さんくらいの大人。歳の差を世間から叩かれて、女子高生が精神的に病んでしまって、親も病気になっちゃう。それで山奥の神社にお祈りに行くんだけど、女子高生の若妻がすごく病んでて、彼を殺そうとしたりするんだよね」
「うん。おおまか、その若妻の頭がおかしい話だった。平気で夫に死ねとか言うの」