「どうした? 一人で帰るのか」
 友哉が立ち止まったのを見て、立ち止まってくれた、と利恵は嬉しくなった。
「晴香。この人がおまえの先輩を助けてくれた宮脇利恵さんだ。バーで見たろ?」
 晴香がぺこりと頭を下げた。利恵は晴香のことは見ずに、
「あのdotsそのdots例のことがしたくなった時の連絡方法はどうしたらいいのかな」
と訊いた。