晴香が、父親である友哉の手を引っ張り、
「まさか、奥原ゆう子の片想いの相手がお父さんだったとは」
と言っているのが利恵に聞こえた。ゆう子と待っている間に聞いたのだろう。晴香は怒っている様子はなく、喜色満面だった。
「あんなにかわいい娘に腕を掴まれてベタベタされたら、お父さんは溺愛して当たり前だね。娘には絶対に男とセックスするなって言うんだろうけど、わたしには男とやれって言うんだな」