「さっき、捨ててるところを見たもん。彼女はお父さんを涙目で見てるのに、素っ気ない態度」
 ゆう子は思わず、友哉を見た。信じられないという顔をしている。
「まさか、わたしのために別れたってことはないよね。自惚れるのは嫌だけど」
「別れるとは言ってないのに、あいつが聞かないんだ。だから俺がふられた」
「絶対に嘘」
 ゆう子と晴香が口を揃えて言った。