友哉は本心を言った。
 相手が人気女優だろうが、律子と決裂して別れて、その時に付き合っていた女の奇行にも疲れ、恋愛は懲り懲りだった。せめて律子と円満離婚だったら、と思ってやまない。
「わあ、友哉さんって呼べるんだ。嬉しいな。ゆうゆうコンビだ」
 本当に嬉しそうに笑って、ゆう子はデニムの上着を脱いだ。腕が見えただけで、色気がほとばしる。艶やかな肌、まるで雪のように真っ白だった。少しボーイッシュな喋り方のせいか、時折出てしまう余分な色気を取り除き、だから清潔感もあり、見た目に関しては完璧だと、友哉は改めて思った。