友哉はがっかりした。自分の理想の女は、もう少し上品なはずだ。本当に自分のために選ばれた女なのか。
「あれ? また怒ってますね」
 ゆう子が、目を丸めた。
「酔っているから大目に見ているが、それでも意外だ。脱ぎもしない人気女優さんなのに」
「え? こんな感じが友哉さんの好みですよね」
「女性が自分でコンドームを持ってくるものか。それに俺はコンドーム持ってきたって、でかい声で言う女は嫌いだよ」
「でかい声では言ってません。データ、あてにならないね。かわいい女の子の淫乱な言葉や様子が好きだってデータがあるのに。困ったな、わたしの素なのに」