「友哉さん、どこに行ったんだろう。一人が寂しい人なのに」
 ゆう子はそう呟き、涙を浮かばせた。

 埼玉県の中心部にある狭い焼き鳥屋に、友哉はいた。二つの雑居ビルの間にあり、息が詰まりそうな店だ。
 ゆう子と利恵にPPKを向けた翌日の夜だったが、友哉はあの日から寝てなかった。
lineもう二度と、女には怒らないと誓ったのに、またやってしまった。