どこか大人しい。前日のケンカのせいだろうか。しかし、友哉はゆう子が監視してくれていてほっと胸を撫で下ろしていた。
「お父さんのところにいるの?」
 父親の介護に行っているのかとも思い、訊いてみる。
「あ、違うよ。すみません。しっかり監視してます。ちょっと飲んでるけど」
「彼に仕事を一件頼みたいから、近場に凶悪事件がないか、調べてほしい」