「命を投げてない。あれは計算通りだ」
「落雷を計算するのか。天才だ」
「ゴルフしてるおじさんは皆、分かるよ」
 友哉の言葉に、桜井が大きく笑った。
「おじさんだよなあ」
 そう呟いて、若いキャバ嬢と茶髪の男の子の店員を見た。
「俺のことは桜井って呼んでくれ。歳はそんなに違わない。二人ともおじさんだ」