「雑誌に載ってるこのペンダントを買ったらこうなります、みたいな頭の悪そうな光景じゃないか。その中に、ゆう子と利恵がいるならいいけど、知らない女たちとは嫌だ。利恵は怒ってしまったから、もういないか。でも、ゆう子はいるようだ」
「そうか。奥原ゆう子がいるのは最強だし、羨ましいよ。俺も職場でもてるようになった。だけど…」
 桜井はいったん言葉を止め、
「なんか違和感があるんだ。俺、本当に生きてるのか」