「歴史上死んでる?」
「ゆう子が言っていた。白い服の男たちにやられてなくても、別の暴漢か誰かにやられていた歴史になっている。成田に旅行のために出向いたのか、仕事で行ったのかは分からないけど」
「俺、幽霊?」
 泣きそうな顔をした。酔っているのもあるが、公安警察官の警部補には見えなかった。友哉が本当に怖くて、小さくなっているのかもしれなかった。