と教えた。友哉がそのままを桜井に伝えると、「俺の仕事じゃないが、それは止めたいな」と言う。
「あんたダークレベルが高いのに、いい奴だな。最初に俺を殺そうとしたくせに」
「殺そうとした? ああ、ムカついただけだ。誰でもムカつくよ」
 友哉は、桜井と初めて会った銀行の応接間の出来事を思い出していた。リングが赤く光ったのは、激高した彼の脳が興奮したから念のために警告したのかと考える。
「ダークレベルってなんだ」