桜井が半ば泥酔した様子で口を開けると、ゆう子から、
「聞こえたよ。また未来の世界に行ってきたんですか」
と、茶々が入った。
「どうやって行くんだ。こっちが聞きたい。今の俺の大問題は俺の独り言がおまえに聞かれることだ。ところでゆう子、さっき、十二日って言った?」
 答えが出ず、友哉は気持を切り替えた。