若い女の子が群れる原宿では、友哉が、涼子に恋着していると断定して、女子中高生が着るような洋服を買い漁り、渋谷ではその上の年代の流行のファッションを調べて、また買い漁り、いったんそれをゆう子の愛車の後部座席とトランクルームに押し込んだ。
「全然、いける。原宿ファッション」
 二十五歳の利恵は、とてもはしゃいでいた。しかしゆう子は元気がない。