利恵が、ゆう子の顔を覗き込んだ」
「トキさんたちのスーツに描かれてるんだ」
「怪しすぎる。合致しすぎてる」
「その話はまた今度。今日は涼子ちゃんのことよ」
「え?」
 マンションに戻った二人は疲労困憊だったが、「すぐに友哉さんを呼ぼうよ。彼も楽しみにしていたから、ゆう子さんがジムでランニングしてるような女の子の服をきて、わたしが女子高生みたいにかっこうしたら、超喜ぶよ」と、利恵が興奮して言った。