「友哉さんが自分を見失うほどの大ショックの最中に、わたしたちはどんちゃん騒ぎ。わたしは友哉さんの傷ついた心を癒すために、たぶん未来の偉い男性、トキさんに頼まれた。そして今、秘書として傍にいるのに逆に傷つけてんの」
 投げやりに言って、そして涙を滲ませた。
「未来に関わる敵と戦うために、友哉さんをわたしたちに守ってもらいたかったのかな」
 利恵はそう呟くと気分が悪くなったのか胸を自分で擦っている。