「いい加減にしてよ」
 ゆう子が、優しい瞳に涙を滲ませた。
「わたしの希望はあなたよ。生きているあなた」
「パーティーが終わっても俺がずっと生きていたら何がしたい? 贅沢なデートか、セックス三昧か、結婚、離婚の繰り返しか」
「女に酷い目にあってきたからって八つ当たりしないで」
「八つ当たり? 何がしたいのか聞いただけだぞ」
「ペアルックでデートかな」
「ペアルック? この歳でか」