友哉が起き上がる勢いでまくしたてたから、ゆう子が思わず頷いた。声を張ったせいか、友哉がまたベッドに沈み込んでいった。
「わたしを助けるのを止めて、ガーナラを解毒してもらえば」
 ゆう子は本心ではないことを口にした。死にたくない。死ぬことが決定している未来をこの男性に助けてもらいたい。けれど、こんなに辛いなんて。複雑な心境になり、目の前の愛する人の答えを待った。友哉の唇が動くまでのほんの数秒の間が、ゆう子には死刑か無罪の判決を下される瞬間になった。