「俺の話を聞いてなかったのか。この命はおまえを助けるために三年持たせるんだ。おまえを助けるその時が、俺のつまらない人生の最大の楽しみだ。副作用の愚痴も今日でやめるよ」
「つまらない人生?」
 ゆう子はほっとしたが、「つまらない人生」と言った友哉に驚いた。「絶望」よりどこかリアルだった。
「あと、二年ちょっとか。闇の中に堕ちていく感覚が突然やってくる。突然だ。闇の中に死んでる女たちがいるんだ。八つ裂きにされた晴香、おまえ、利恵、涼子、知らない子たちdotsそんな悪夢さえ見えなければな。ようは自殺させようとする副作用があるんだ」