ゆう子はそう考えるが、友哉が口を閉ざしたから訊き返せない。AZでは無断で友哉のメールは覗けない。
「こんなことしているのに、すまん。誰も愛したくない」
「いいのよ。あなたの恋愛は休戦中。小説の仕事もそう。今はゆっくり休んで」
「うん。やっぱり足がいいな。太もも」
「こんなになってもわたしの巨乳は嫌か。巨乳ってほどじゃないし」
 ゆう子はそう口を尖らせながらも、健康的な太ももの隙間に友哉の右手を挟んだ。