「わたし?」
 また手を握る力を強める。言葉にできないのは迷いがあるのだろう。ゆう子はそれが分かり、
「ずっと離れないから、あのパーティーの後に考えようね」
と言った。
「そうか。二人とも生きていて愛になるなら嬉しいな」
 まるで天涯孤独な子供のよう。まさに別人だった。
 友哉は一呼吸置いた後、