ワインを一杯飲んだところで、涼子は彼を覗きこむような顔で訊いてみた。
「取ってないけど、平日だし、空いてるんじゃないか。部屋で飲む? 人目につかないし、俺、変なことはしないよ」
「あ、う、うーんdotsどうしようかな」
 また、晴香の父親を思い出してしまう。佐々木友哉を。