「惚れクスリみたいなのを解毒されたから、友哉さんへの気持ちがなくなったの。わたしたちが謝ることじゃないけど、長い間、友哉さんを好きでいて、その感情がコントロールされたことだったのは申し訳ないと思っている。巻き込んだ形になった。ごめんね」
「傷ついた」
 涼子が俯いたのを見て、
「うん。ごめんね」
と、今度は利恵が言った。