利恵は、ゆう子の顔を思わず見た。
「友哉さんを好きって思ってるの?」
 ゆう子が、座ったまま涼子ににじり寄る。
「温泉に行った思い出とか、すごく愛しくて…。その人に抱かれた後、その人じゃなくて、友哉先生と会いたくて会いたくて…」
 それで友哉さんを探していたのか。ゆう子と利恵は顔を見合わせた。