部屋はスイートルームだった。
「わざとこんなに良い部屋にしたんじゃないよ。飛び込みは、高い部屋にされるもんだ。ワインを注文したから、その間にシャワーを浴びなよ」
 爽やかに笑うから、涼子は、この人は優しくしてくれる、と観念するようにバスルームに向かった。
 シャワーを浴びている間にルームサービスがやってきて、ワインをボトルで置いていったようだった。バスローブを着ている涼子に、