「おかしいな。あなた、小学生の頃は友哉さんを嫌がっていたんじゃないの。なんていうか、怖い大人の人が、あなたのお父さんといつも一緒に飲んでいるって」
 友哉と松本航は互いの家で一緒に酒を飲みながら、仕事の話をしていたのだ。
「お父さんよりもかっこいいなって思ってた」
 ゆう子と利恵は息を飲んだ。それでは、利恵がマリーを解除された後と同じだ。涼子の気持ちは変わってないのだ。