「見た目が女子高生。しかもアイドル歌手よ。わたしは二十六歳の一般人なの。わたしの気持ちは、ゆう子さんにも友哉さんにも分からない!」
 利恵はそれだけを言い放ち、リビングに戻った。
 涼子が帰り支度をしている。