「元気になる光、与えすぎたんじゃない?」
 利恵がそう言うと、
「ほんの少し、病院の痛み止めに使う医療用麻薬も入れたのが失敗だったか。でも、そこで寝ていられても困るじゃないか。俺だって、今日を楽しみにしてきたんだ」
と、友哉が言った。珍しく感情的になっている。
「楽しみにしてくれてるんだ。嬉しいな。さっき、恋人って言ってくれたし」
 ゆう子が体を左右に揺らしながら笑っている。