「いや、苦しいのか。死ぬのは怖くない。自殺もしない。暗闇に落ちるような感覚の副作用が怖い。なんなんだ、これ」
 友哉が歯を食いしばっている。今、この時間も頭の中が深海のような色なのだろうか。
「分かってる。ひどい薬だよね、ガーナラって。でも女がいれば大丈夫。実際に回復するじゃない」
 ゆう子が優しく声をかけ、そして友哉の下半身に手を伸ばした。
「くそう、ゆう子がいないとdots利恵がいないとずっとこんな体だ」