「やだ。やめてよ」
 声を上ずらせたゆう子は、寝室に隠れるように入った。
 寝室の灯りを付けずに、ゆう子はベッドの端に座った。心臓が破裂するかと思った。
 涼子のことから完全に嫌われていると思っていたのに…逆に優しくなっているように感じるが、わたしと利恵ちゃんがセックスや家事を頑張っているからだろうか。
 ゆう子は、クロゼットからシンプルなパーカーを取り出し、下にはグレーのスポーツタイプのショーツだけにして、友哉のいるリビングに戻った。