白い薄手のニットとブルージーンズのシンプルな出で立ちの涼子は、利恵を見て、「お友達がいるなら帰りますね」と、玄関で言った。
「紹介するよ。重要な人物だから」
 ゆう子がそういうと、涼子が少しだけ首を傾げながらスニーカーを脱いだ。
 利恵が、「わあ、かわいい」と声を上げて、ソファに座るよう、自分が絨毯の床に移動した。
「あ、下でいいですよ」
「わたし、スカートだから床がいいの」