「ロリコンじゃなくて、服フェチでしょ。こういう格好が好きなんだって」
 利恵が語気を強めながらそう言い、涼子の服装を見た。シンプルな、どこにでもいそうな女子高生に見える。実際には涼子は二十歳だが、背も低く童顔なのでなおさらだった。
「なのにゆう子さんはそれに反発して、ブランド物の服ばっかり着るから、だからだめなんだって言ってるの。そのあおりを食ったわたしがもう秋なのに浴衣を着せられたりしてるんだから」
「わたしの人生は全裸かブランドなんだ」