「友哉様、カロリッチが言ったのは本当ですね。わたしが現われてからたったの一秒dots速い」
 感心したように言った。
「だ、誰?」
 混乱してるのは涼子だった。友哉は拳銃を持っている。ベランダには奇妙な男がいる。パニックになって当たり前だった。
「ベランダが視界に入る場所に座っている。トキもベランダから俺の部屋に入った。ゆう子に会いにきた時もきっとベランダから侵入」
「さ、さすが、めっちゃ疲れているスパイ」
と、ゆう子が言ったが、驚いているからか棒読みだった。