初老の男は首を傾げるが、なのに説明をする気はないようで、
「若者に自信を付けさせていただいたようで、ありがとうございます」
と、友哉に頭を下げた。
「ジョージか。あいつがオドオドしていたと思ったら急に生意気なことを言いだしたからだ。俺は何もしてない」
「友哉様に生意気なことを? 彼は戻ってから胸を張って歩いてます。体が弱かったのに、自信がついたのか、トキ様も目を細めてますよ」