老人が涼子に目を向けた。ベランダに立ったままだが、それほど離れてはいない。涼子は、体をびくっとさせた。
「涼子ちゃん、大丈夫よ。これがわたしたちの秘密で、あなたが仲間になれるかどうかって話だと思う」
とゆう子が言った。
「あなたは友哉様と結婚したい」
「え?」
 驚いたのは涼子だけではなく、ゆう子と利恵も目を丸めた。