「はい。もちろん、使ったのは光の技術です」
 友哉は、老人から少しだけ目を逸らしながら「ありがとう」と呟いた。老人が目を細めて、友哉を見た。息子を見るような目だった。友哉が、老人に背を向けて、ゆう子たちに体を向けた。演説するように、
「改めまして、皆様。こいつがゆう子に会う前の彼女。隠していたのはわざとだ。偶然再会したが、もう別れたつもりだったから隠していた。しかし、こいつは自分で遠距離恋愛とか言ってるよ」