と言った。ゆう子は手になぜかテレビのリモコンを持っていて体を固まらせていた。どうやらワイングラスと間違えているようだった。
「もしかしたら、別れてないんだっけ? 愛着してる涼子」
dotsさあね。そーゆー話もあったかなあ」
 涼子が投げやりに言って、そっぽを向いた。
「あ、あんた。北海道の旅館に友哉さんと行ったことがあるか。嘘は言うな」