涼子がポツリと言って、友哉を見た。少し、目が潤んだように見えた。
「友哉様のアイデアは、晴香様と涼子さんを友達にして、涼子さんの父上と四人で温泉やイベント会場に遊びに行くというものでした。しかし、当時の涼子さんは、友哉様の娘の晴香様のことも警戒されていたので、我々が涼子さんにマリーを与えました」
「なんで、あんた、晴香ちゃんを警戒するのよ」
 ゆう子が思わず言うが、涼子は答えない。