ふざけてばかりのゆう子も仰天している。
「一緒にはいない。目の前の席にいたんだ。東京のお洒落スポットはすごいな。それよりも俺のリングの点滅が止まらない。点滅を始めてから五分経過している。眩しくて困る」
「松本涼子ちゃん、レベル2です」
「アイドルなのに? まあいいや。近くのどこかに凶悪犯がいるんじゃないか」
「レベル2までの人間はいっぱいいるけど、3以上の人間なんかいない。それより、AZに何も出てこない。わたしたちがパニクってるからかな」