「転送します。近いけど、涼子ちゃんの体積の分は友哉さんの負担になるから、体力が回復するまで十五分五十秒。仮眠が二分」
 その説明が耳に残っているうちに、友哉は、ゆう子のマンションの部屋にいた。

 友哉が倒れこんだリビングの床には松本涼子もぐったりして倒れていて、意識がないままだった。ゆう子は頭が血だらけの松本涼子を見て、