「出血と脳震盪だけで、脳に損傷はないみたいだdots。傷も髪の毛の中。目立たないから、この子の仕事に影響はないだろう。落ちた時に左手を突いたのか。手首に亀裂骨折がある」
 緑色の光が涼子の左手の肌から侵入していくと、腫れていた手首は元の綺麗な肌色に治り、擦ったような傷も減っていく。そして松本涼子は意識を取り戻し、目を少しだけ開いた。
「すごいね、友哉さん!」