意識不明の友哉に愛撫を試みても彼は興奮はしないと思ったが、他にどうしたらいいのか分からず、ゆう子は友哉のジーンズに手をかけた。
 友哉のズボンを脱がせているゆう子を見た松本涼子が、
「え? お、奥原さんじゃないですか。な、なにしてるんですか」
 声を上げた。その声はしっかりしていて、傷が快癒したことが分かる。
「なにもくそもない。あんたのせいで、この人が死にそうなんだ。なんで自殺なんかするの。ちょっと、見ないでよ!」