ゆう子が怒鳴ると、涼子が両手で目を隠した。
「このひとが衝撃の片想いの人?」
「うるさい!」
 ゆう子は、勃起しない友哉のペニスを呆然と見ていた。手で触っても口に含んでも反応しなかった。死んでしまったのだろうか。ゆう子の体がショックで震え出した。
「心臓が止まっている? あんた、エレベーターホールにAEDがあるから取ってきて」