「心臓は動いてますよ」
 涼子がそう言う。顔をつけていたのは心臓の音を聞いていたようだった。
「意識を失っただけだったの?」
 その時、友哉が反応を示した。
 ほんの少し目を開けた。
「友哉さん、生きてる? 大丈夫?」
 ゆう子は、はっとして、