友哉はなんとなく、
「空が見たい」
と呟いていた。
 青い空と真っ白な雲。そして透き通ったエメラルドグリーンの遠浅の海。
 他に何もいらない。
 生きているだけでいいんだ、と。
 利恵にメダカの話をしたこともそれに通ずる気持ちだった。孤独な入院生活は、生命力の強く見える南の海や動植物に関心を持たせるようになった。同時に、また「誰かの命を守りたい」とも脳裏を過る。
lineテロリストとかめんどくさい。もっと身近なdots