涼子は足を崩して、床の上に座り直した。涼子から離れたいのか、友哉がソファに移動する。涼子はそれを追うように友哉に体を向けて体育座りに足を直し、膝の上に顔を乗せ、友哉を上目遣いで見た。
「なんだよ」
「かなり嫌われてるね。恋着してくれてると思ってたのに」
「恋着?」
「わたしのことが好きで好きで泣いてるかと思ってた」