と友哉が無表情で言うと、涼子が途端に目を釣り上げた。
「それがムカつくのよ。顔だけか、わたしは」
「アイドルをやってる女の顔を褒めたら怒るなんて聞いたことがない」
「アイドルをやっているからこそ、他を褒めてよ」
「顔以外の何を褒めても耳に入らない女だ」
「何を褒めたか言ってみて」