すぐに寝室に行き、下着を付けて戻ってきて、ハンガーにかけてあったバスローブを手に取り、慌ただしく着た。
「邪魔するつもりはないです。でも片想いなんだし、誰かに取られても仕方ないですね」
 毒気を抜かれたのか、ゆう子はきょとんとした顔つきで、「友哉さん、まさかマリーを?」と聞いた。黙って首を振る友哉。
「先生。久しぶり」