友哉は驚いて体を硬直させてしまったが、気を取り直して、彼女の顔を見直した。
 松本涼子も友哉の顔を見ていたが、同じように目を丸めて言葉を失っている。友哉は目を逸らし、帰る支度を始めた。
 その時、友哉のリングが赤く光った。
line次から次へとなんなんだ
 テーブル会計にやってきた店員に、「すまない。追加でコーヒーを」と言って、気を落ち着かせてゆう子に通信を試みる。