などと考えながら、女っぽい目で友哉を見つめた。友哉も同じことを考えたのか、
「おまえ、今日一日、ずっと俺に悪態を吐いてて、この子の批判はできないぞ。危険が迫っている時にきちんと答えなかったのが何回あった?」
と言い、ゆう子に体を寄せて、
「おまえが落ち着いていたら、転落を防げたかもしれなかった。結局、病人はいたのか」
と叱った。